シュッポ2008「京都町家合宿」まとめ、あるいは夏のすてきな夜ごはん
失礼ながら、合宿が催される経緯もおおろげにしか分からないままいきなり参加させていただいたシュッポ2008「京都町家合宿」。話の内容については、id:stkyotoさんのhttp://d.hatena.ne.jp/stkyoto/20080723/1216787690ほか、参加された皆様のご報告*1にお任せするとして、僕は、撮った写真を交えて、いただいたお料理を振り返りたいと思います。
id:sacco0627さん。とてもすてきな夜ごはんでした。
最初に登場したのは、これ。キュウリと大根(ですよね?)の和風ピクルス。上品なお味もさることながら、この人参。このキュートな人参が、今日の料理への期待を否応無しに高めます。量もしっかりと計算されているのか、口休めの基本アイテムとして、最初から最後までお酒のサポートをしてくれました。
そして始まり。いんげん、卵焼き、かまぼこ、イカナゴの佃煮。楊枝の花びらが先ほどの人参とリンクしている!卵焼きは甘くなくて青葱入り。僕の好きなタイプの卵焼きでした。
そして!予告通りのうなぎ飯!ご飯にはキュウリとたまご(多分ほかにも何か)などが混ぜ込まれています。丁寧な仕事に感激。期待を裏切らない、参加できなかった方々垂涎の一品です。良いでしょう:-)
南瓜、そして、茄子とかしわの煮物。南瓜は甘くて柔らかとろとろ。茄子とかしわは意外と汁気が少ない。鉢に盛られた2つの料理。絶妙のバランス。
揚物はカレーコロッケ。和、和、と来たところにカレー。全体が引きしまります。それよりも皆さん!紙ナプキンに注目です。スプーンとフォークの切り抜きの模様!すてきすぎる。
暑い夏、冷たいビール、枝豆。ビバ、豆!
そばちょこ2種。
途中参戦の学生さんたちのために握られたおにぎり。お腹一杯のくせに、おにぎりが少し羨ましかったのは秘密です。
デザートはプリン。どこまでも上品。多分豆乳。カラメルじゃなくて黒蜜かな。違ってたらごめんなさい。
こうして振り返っている間も、お腹が鳴りっぱなしです。お腹空いた〜。
ところで、僕のサイトの名前「A Small, Good Thing」は、アメリカの短編小説家レイモンドカーバーの作品から拝借しているのですが、この小説は「僕たち人間にとってたべものがいかに大切か」を教えてくれる(と僕が勝手に思っている)とてもすてきな短編小説です。 今回のこの合宿に参加して、そしてこの夜ごはんをいただいて、僕は、期せずしてそのことを改めて実感することとなりました。 皆さんが、ずっとにこにこされていた理由のひとつは、きっとこの美味しい夜ごはんにもあったに違いありません。
最後にもう一度。id:sacco0627さん。とてもすてきな夜ごはんでした。
ほかの写真はFlickrにあげました。よろしければ。